2009年6月6日(土)-6月7日(日)は谷津干潟の日だ. 谷津干潟は,ラムサール条約に登録された世界的に重要な湿地帯となっている. 谷津干潟の面積は,約 40ha ほどあるが,外海とは2本の水路でしかつながっていない. 下水道の普及などにより淡水の流入が少なくなっているのと,新鮮な海水が十分に交換できていないことなどから,自然のバランスが崩れ,毎年今頃になるとアオサ(石蓴)が大量発生する. しばらくすると,ドブの匂いのような強烈な腐敗臭に変わってくる.
↓谷津干潟一面にアオサ. 食用のアオノリもその仲間だ.
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谷津干潟は,1993年6月10日に,北海道釧路で行われた会議で,ラムサール条約登録湿地になった. その登録を記念して,谷津干潟の日が開かれるようになったのだ. 谷津干潟自然観察センターを中心に,さまざまなイベントが行われる. その谷津干潟の日を前に,谷津干潟の日実行委員会が中心となって,谷津干潟の日プレ観察会(調査研究と清掃活動)が2009年5月16日(土)におこなわれた.
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