ヘアカット専門店のQBハウス(キュービーハウス)が,ららぽーとTOKYO-BAY(南船橋)に,2009年3月27日(金)オープンする. 場所は,北館の移転したばかりの宝売り場の隣り(ピザレストランシェーキーズの向かい)になる. オープンから20日間,毎日先着50名にノベルティ(景品)がプレゼントされる.
QBハウスは,キュービーネット(株)が展開する,10分1000円のヘアカット専門店だ. 通常の理容店(床屋)とは異なり,ひげ剃りやシャンプー,ブローなどは一切行わなず,カットのみのサービスとなる. 料金は前払いのチケット制となっていて,まず,入り口すぐの場所にある自動販売機で客自身が1000円のチケットを購入する. 1万円札やクレジットカードは使えないので要注意だ. JR東日本グループでは,QBハウスのフランチャイズ店舗の展開をしていることもあり,Suica や Edy などの電子マネーを利用することができる店舗もある.
通常の理容店(床屋)では,店の入口にサインポールと呼ばれる赤青白の3色が回転する看板が設置されているが,QBハウスでは,3色のランプが設置される. このランプには意味があり,店内の待合用のイスの下に仕組まれたスイッチと連動して,店が混んでいるのかが遠くからでもわかるようになっている.
シャンプーやひげ剃りをおこなわないため,イスも簡素化されている. また,水を使わないため,水周り設備が必要ないのもコストダウンに貢献している. イスの下は,カットした髪の毛の収納BOXになっている.
シャンプーをおこなわないかわりに,電気掃除機(クリーナ)のようなバキュームで,頭に残った髪の毛を強引に吸い取る.
QBハウスのようなカット専門店の進出により,既存の理容店は大きな打撃を受け初めている. そこで,理容組合などからの働きかけにより,長野県などにおいては,理容師法施行条例・美容師法施行条例を改正し,衛生上必要な措置のひとつとして「作業場内に温水を供給することができる洗髪設備を設けること」を条件に入れた. 衛生上を建て前にした,露骨なカット専門店の締め出し対策だ.
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